日中関係 2015 5 23

 2014年8月、軽井沢駅。
私がホテルの送迎バスに乗って出発を待っていたら、
中国人の旅行客がやってきて、
バスの運転手に中国語で話しかけていました。
 しかし、運転手は、中国語が理解できず、困っていました。
もちろん、中国人も、
どうしたらホテルに行くことができるのか困っている様子でした。
 私も、現代中国語を知らないので、
「どうしたものか」と見ていました。
 すると、私の隣に座っていた日本人が、
大声で、英語で、中国人に話しかけました。
 そこで、中国人は納得した表情を浮かべて、
送迎バスに乗り込んできました。
 私は、「英語を使えばよかったのだ」と思うと同時に、
留学経験のある中国人に対しては、
英語で会話が成立するのかと思いました。
 これが、今の日中関係を象徴しています。
民間レベルでは、「日中友好」ですが、
つまり、経済では、友好関係にありますが、
政治的には「対立」があります。
 南シナ海は、中国による「領海」となりつつありますが、
日本人としては、南シナ海が終わったら、
今度は、東シナ海に来るのかと警戒してしまいます。
 さらに、南シナ海は、
日本のタンカーや商船が通過する「海の道」です。
 その南シナ海で緊張が高まれば、
日本人の警戒心も高くなるでしょう。
 日本は、海洋国家です。
だからこそ、「陸の道」よりも「海の道」に関心があります。





























































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